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選択の全門
無題
- 選択の全門
2025/06/29 (Sun) 18:26:00
ボトリ オレピス 最大1m
この魚は頭から胸のあたりの部分まで硬い殻のようなものを纏っていて
両脇にヒレのようなものを持っているのだが
それが 腕のようにも見えるのだ
化石 では 殻の部分の上半身と
半月形のヒレだけが残っていて
下半身やその腕のようなヒレ 部分が
何の用途になっていたかが不明になっている
そこで これも時代を遡って直接観察してみた
下半身は柔らかい体で通常の魚のように 横にくねって泳ぐのではなく
縦に エイ のように 芋虫のようでもあるが 泳いでいる
ヒレの部分は 明らかに腕でひれとして それで方向を定めたりはしているのだが
その先に柔らかそうな二本の指のようなものを持っている
この指のようなものは柔らかくて 化石には残っていない
しかし 関節が途中にないのでその指で餌をつまむことはできるのだが
それを口まで運んでくることはできず
途中で餌を離して パクッと食いついている
もちろんそんな中途半端なことではなかなかうまくは食べられないようで
半分くらいはどこかへ流れていっている
なぜこんな不完全な 腕を作ったのかお聞きすると
トレーニングをさせているんじゃよ
この時代ではいろんなタイプを作ることがテーマ
あとは 切磋琢磨させておる
最初から完璧なものはつまらないでしょ
カンブリア紀からデボン紀にかけては ヘンテコリンなもの のオンパレード じゃ
というお答えが射手座の親方から あった
この時は jumu と冷戦状態にあって
質疑応答が閉ざされていたので見るに見かねた 射手座の親方 がお答えてくださったのである
以下次号
無題
- 選択の全門
2025/06/28 (Sat) 19:51:11
シルル紀 4億3500万年前から4億1000万年前
平均気温は8°c酸素濃度は15%にまで下がっていた
デボン紀 4億1000万年前から3億5000万年前
酸素濃度は10%であった
生態系は水の中に住む 種類 が繁栄していた時代だ
板皮魚類 デボン紀後期
特徴は 頭部と胸まであたりを厚い骨で鎧のように 覆っていたということがある
だから 頭部 はちゃんとした化石が多く残っているのだが
下半身がどうなっていたのか 多くの謎がある
そのあたりを少し探ってみた
以下次号
無題 - 選択の全門
2025/06/27 (Fri) 18:21:46
オルドビス紀 5億年前から4億3500万年前
気温はさらに上がって平均20°c酸素濃度は28から30%だった
大げさに言えば地球全体がジャングルという状態に近かったようだ
オルドビス紀はカンブリア紀の勢いをそのまま継承して安定路線を貫いたようだ
ただ酸素濃度が30%あったので
地殻変動火山の噴火による火災は
猛烈な大火災を誘発して
一度火災が発生すると一面焦土という惨憺たる光景がもたらされた
この紀の終末に生命の大絶滅と言われる人類が知り得ている5大絶滅の最初の一つがある
オルドヴィス紀の 大絶滅
この原因は複合的だった
4億3500万年前に隕石群が来ている
2キロから3km 級のかなり大きな隕石が
北半球の海に20個から30個 落ちて
海底地殻が大きく変形して
津波 地殻変動 潮流の変動 気候の激変と
その影響は連鎖的に地球全体に波及していく
隕石には地球上の生命の進化を促進する物質触媒が混じっていた
この遺伝子変異促進物質により
ここからの地球 生命の進化はかなり早くなっている
これも どうやら jumu により誘導された結果 のようだった
この時誘発された 大火災により
酸素濃度は一気に 激減し
20%まで落ち込んでいる
見渡す限り焦土と化した 赤茶けた大地には
あれだけ 茂っていた樹木が1本も残らず
供給される酸素が少なくなり 空気中の酸素濃度は 徐々に減っていった
ここでさらに追い打ちをかけるように 小氷河期が襲い
これは寒冷期を少し寒くしたくらいのものだったが
暖かい気候に慣れてきた生物たちには 大打撃を与えた
以下次号
無題 - 選択の全門
2025/06/26 (Thu) 19:46:14
エディアカラ紀 6億年前から 5億5000万年前
平均気温は15度から17度
酸素濃度は17から18%だった
古生物学ではここから地球 生物が反映していく イメージがあるが
植生は荒涼とした大地の一部にシダの樹林がポツリポツリとある 感じだ
その周りに灌木が茂っている
というような風景を背景に大きな虫たちが飛び回っている
この辺りから 氷河期もなく生命はそれなりに反映する
昆虫も引き続き 大型化 多様化していく
地殻の大変動 も少なく カンブリア紀に向けて 生態系のピークを形成していく
カンブリア 紀 5億5000万年前から 5億年前
平均気温は18°cだが地域によりかなり差があった
また時代が下がるほど気温は上昇していった
酸素濃度は28から30%
エディアカラ紀から徐々にその準備は始まっていたのだが
潮流が変わり気候が暖かくなってきて
植物が大繁殖する
それに伴い動物も多様化が進み
化石にも見られるように爆発的に生態系が充実してくる
この時代はより冒険して生命を歌い上げるというサイクルの時期に当たっていた
以下次号
無題 - 選択の全門
2025/06/25 (Wed) 19:43:10
6億年前になると本格的な巨大昆虫文化が到来している
酸素濃度は17から18%平均
気温は18°cだった
昆虫の中でも蜘蛛は割合ポピュラーな存在だった
いろいろな形のものがいたがだいたい本体だけで30cm
足を伸ばすと1m はあった
こんなのが種類ごとにややこしい蜘蛛の巣を貼ったり
岩陰で獲物を狙ったり
穴を掘りそこに落ちてくるのを待っていたり
危険がいっぱいの時代でもあった
ハチトンボとでも 命名したくなる大きな昆虫が空を飛んでいる
頭は蜘蛛のようで体がトンボで羽が蜂という恐ろしげな生物だ
大きさは羽を広げると 80cm くらいはあった
バッタの類やハチの中には 30cm くらいのは普通にいて
奇妙な形の昆虫も全盛を極めていた
この時代は昆虫系の宇宙人がある 意味 実験で色々試していて
あわよくば 地球人類のスタンダード 人体に
昆虫系を導入しようという意志はあったようだった
しかし 昆虫たちにはまとまりというものがなく
みんなわが道を行く というタイプで主流にはなりきれなかったようだった
アリや ハチの共同体というのはあるが
それはその社会だけの話で
やはり 他は知らんよ という体質だった
昆虫系の宇宙人の方々というのは あっさりしたタイプが多くて
狙っていた割には
所詮そうだよね
まあそんなもんだね
というくらいで終わっている
以下次号
無題 - 選択の全門
2025/06/24 (Tue) 19:43:49
6億5000万年前には大きな流星群と隕石群 が北半球を襲っている
落ちたところは 地形 もかなり変形してしまっているが
それでもそんなに 特別なイベントではなくて
太古の地球では珍しくもないことであった
ただこの後ゆらっと揺れる程度だったが
ポールシフトが6億3000万年前に来ている
地軸の傾きは一度程度であった
潮流 気流 偏西風が変化している
それに伴い海が暖かくなってきている
だいたい平均で 25度から26度になっている
直接的には 潮流などの変化が温暖化になっているのだが
たった一度だが ポールシフトが大元になっている
また この時期には氷河期もなく
海の生物は色とりどりの 熱帯魚のようなものが出てきている
三葉虫 はまだ だが ウミユリや 珊瑚の仲間は発生している
陸上では土の中にはまだ ミミズやヒルのようなものがいるが
蜂や バッタの巨大化したものが 幅をきかせている
これらの昆虫は共食いはもちろん 何でも食べている
湿地帯にはそうした昆虫を狙った 食虫植物が出てきている
湿地帯に生えていて臭いで虫をつって溶かして食べている
以下次号
無題 - 選択の全門
2025/06/23 (Mon) 22:36:16
8億年前には肺魚が誕生している
大きい川のように見えるが実際は海峡のようなところに何本も川が流れ込んでいる
汽水域で発生している
海の水温は12°cから4度
気温は16°cだった
酸素濃度は4.8から4.7%という値を繰り返していた
これは生物循環サイクルに伴う酸素濃度のサイクルが出来上がっていたということだった
例えば植物が増えるとそれを食べる虫や動物が増える
そうすると今度は植物が減って食料がなくなり
動物が減少する
そうすると再び植物が増えてくる
これを繰り返すということだ
非常に単純に言えばこういう形だが
それに伴う酸素濃度のサイクルができたということは
基本的に動植物などの生命が安定的に増えてきたということであった
7億年前には小氷河期が1回あった
絶滅した種もあったが
地球全体にそんな大きな影響はなかったようだった
平均気温は2度から3度であった
以下次号
無題 - 選択の全門
2025/06/22 (Sun) 19:55:52
この時代には奇妙な風景があった
巨大な蟻塚のような、山に無数に開いた洞窟がある
こういうのが数百ヶ所 存在している
その1つ1つの洞窟の中はむっとするほど 湿度が高くて 気温も高くなっているが
酸素濃度は5%前後と異常に少なくなっている
この洞窟の壁は粘土でできていて 湿った感じでぬらぬらしている
その粘土の中に特殊な細菌がいてその細菌が酸素を大量に消費していたのである
そしてその細菌の中には 地球生命の DNA に突然変異を起こすウイルスが宿っていた
この菌を他の種類の菌たちが 取り込み
その菌をまた虫たちが 取り込み
その虫から植物へ 動物へと連鎖が続いていったのだ
これは この後来るエディアカラ紀 カンブリア紀の
地球 生命の多様化大量発生を仕込んでいたのである
現在 カンブリア爆発と称される地球 生命の特殊な時期は
地球自体の周期ということもあったのだが
それに合わせたこうした 仕込みが結果を出した時期だということでもあった
つまり カンブリア爆発の源泉がこの洞窟にあったということである
もちろんこれも jumu や 宇宙人の方々によって仕込まれたものであった
この頃には 空を飛ぶ虫も現れてきている
まだ トンボや蝶のような優雅なものは出てきていないが
羽虫のような小さなものが 空を舞っている
以下次号
無題 - 選択の全門
2025/06/21 (Sat) 23:09:44
コケ類が草の形になり さらにその草が観葉植物のような
茎のある 木とまではいかないが 灌木になっている
だいたい3000年くらいでこけからそういう状態になっている
これはいつまでたっても 苔から進化しないので
jumu の科学班の介入が入っている
介入をしている jumu の方たちや 宇宙人の協力者たちは
非常に注意深く 地球の進化を扱っている
それはこの頃は エントロピーがどのカテゴリー 階層でも非常に低くて
ちょっとした介入が後にものすごく大きな影響を与えるということがある
エントロピー に関しては 基本の章で説明しておいた
10億年前になるとアンモナイトが出てきている
これはイカやタコの類から進化してきたようだった
しかし 化石によく見られるような ぐるぐる渦を巻いた形のものではまだなくて
足は出しているが細長い 二枚貝の形で筋が何本か入っているようだ
化石に見られるような ぐるぐる巻きのアンモナイトはこれから約1億年後に出てくる
平均気温は12°c土の中は18度で
酸素濃度は9から10%であった
以下次号
無題 - 選択の全門
2025/06/20 (Fri) 20:01:01
13億年前に地上動物が出現している
いきなりだがこれは jumu 管轄で昆虫系の宇宙人の方々が協力している
これまで茶褐色の干からびた大地だったが
そこに大量の虫たちが投入され
そこからまた増えて地面の下にはミミズのような
ヒルのような大きな虫たちが土を食べては吐き出すという作業を延々繰り返している
酸素濃度は12%平均気温は6°c
土の中で10°cから15度であった
気温が時代とともに徐々に暖かくなってきているのは地球から出てくる熱が原因だった
この頃になるとそれまで停滞していたマントルを動かしていい状態になってきたらしく
マントル対流というか地球内部をかき混ぜるというようなことが起こってきている
もちろんそれまでもないことはなかったのだが
機能的にシステムチックに動き始めたのはこの頃だった
それまではどちらかというとランダム にでたらめに動いていた
そして 17億年前から空が明るくなってきて
太陽光線が地上にダイレクトに届くようになってきた
ということも気温を上げていく原因になっている
以下次号