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選択の全門
無題 - 選択の全門
2025/06/30 (Mon) 22:47:19
ドンクレオステウス 5m 以上
この魚は魚というより うなぎの巨大なものと考えていただいた方がいいようだ
前頭部は固い骨で覆われているが
後部はうなぎのしっぽのように 尾ひれが丸くなっていて
縦にく ねりながら泳いでいた
化石にある謎の後頭部の大きな穴は 呼吸穴で
ここからエラ呼吸をしていた
ステタカントゥース サメの仲間 デボン期 後期
この生物の化石は奇妙な形をしていて
いろいろな学説はあるが 未だ誰も解明していない謎の生物だ
化石の形はまず 普通のサメのような魚がいるが
その胸のところに何か 矢倉状のものがついている
そしてその矢倉状のものの表面にトゲのような鋭い突起物がたくさん生えているような形になっているので
ステタカントゥース トゲのある胸
と呼ばれている
しかしこれを霊視してみるとまず トゲのある やぐらのようなものは胸にあるのではなく
頭と背中の間くらいの上に乗っている 形だ
そして やぐら の表面のトゲに見えたものは棘ではなく 細い うろこ だった
この鱗は化石になる時 バラバラになり トゲのような形に見えていたのである
さらによく見てみると その上に乗っている やぐらには目がついているのだ
もちろん 下の魚にも目がある
実はこの魚は上の生物に寄生されていたの だ
そしてその形は 神経系まで寄生していて完全に下の魚をコントロールしている
寄生した生物は下の魚が食べ散らかしたものを食べているが
直接下の宿主からも 栄養を吸い取っているようだ
この寄生 生物には口はあるのだが エラなどの推進機関がない
一体どうやって 宿主の魚に寄生したのだろうか
さらに時間をかけて観察してみた
すると下の魚が散乱する場面に遭遇した
卵を 海底に産み付けているが
そこに上の寄生している生物が精子をかけている
この卵が大きくなっていくのを見ていると
卵からかえった 稚魚が
ある程度の大きさになるとすぐに寄生している
実は 寄生していたのは オスだったのである
オスがメスの上に寄生してお互い一生 共に暮らしていたのである
これは化石だけからでは絶対にわからない事実だ
おそらく 科学者たちがどんなに考えても この事実には行き着かないと思われる
当時はあらゆる生命の個体数が少なく
オスとメスが巡り合う確率が少ないためこの 繁殖方法は非常に効率が良かったのだが
結局 近親婚を重ねてしまうことになり 時を経ず絶滅している そ
れにしてもこれだけ 高度な寄生形態が既にこの頃あったということが 驚きであった
以下次号